撮り鉄の高校生が、JR東海道線の踏切6カ所で非常停止ボタンを押して電車を止め、2023年6月12日に書類送検されました。
書類送検されたのは神奈川県横須賀市の男子高校生で、威力業務妨害の疑いです。
電車の写真を撮るために非常停止ボタンを押すのもありえませんが、6回も押していたとは驚きです。
今回は撮り鉄の高校生が誰なのかを調査しました!
撮り鉄の高校生が6カ所の書類送検
撮り鉄の男子高校生は、2023年1月7日午前6時50分ごろ〜7時10分ごろの間に、静岡県沼津市内のJR東海道線沼津-三島間の西寺脇踏切(沼津市)を含む市内計6カ所の踏切の非常停止ボタンを押し、電車を停止させています。
6カ所の非常ボタンは20分の間に押されています。
すごい頻度ですね・・・。
非常停止ボタンを押した理由として高校生は
電車を撮るために非常ボタンを押した。
良い写真を撮るために電車を遅らせようと思った。
と供述しており、容疑を認めています。
撮り鉄の高校生が非常ボタンを押した時間帯は「西武鉄道40000系(新型車両)」が沼津駅から東京方面に移動するタイミングだったようです。
撮り鉄の間で話題となっていた車両だったようですが、非常停止ボタンを押してまで、写真に収めたいものなのでしょうか?
JR東海静岡広報室の発表によりますと、高校生が非常停止ボタンを押した影響でJR東海道線上下線20本が運休し、上下計9本が最大58分遅れ、約4970人に影響が出ていました。
【特定】撮り鉄の高校生の名前
書類送検された撮り鉄の高校生の名前を調査しましたが、高校生で未成年ということもあり、実名報道はされていません。
撮り鉄の高校生について分かっている情報がこちらです。
性別:男
年齢:17歳(犯行時は16歳)
現在は高校2年生
容疑:威力業務妨害容疑
撮り鉄の高校生の行為が悪質すぎて、ネットでも特定しようという動きがあるようですが、まだこれ以上の情報はありません。
引き続き調査を続けていきます。
撮り鉄の高校生の出身高校
撮り鉄の高校生が通っている高校を調査しましたが、まだどこの高校なのかは明らかになっていません。
撮り鉄の高校生は神奈川県横須賀市出身です。
横須賀市の公立高校は8校ありました。
・神奈川県立追浜高等学校
・神奈川県立海洋科学高等学校
・神奈川県立津久井浜高等学校
・神奈川県立横須賀大津高等学校
・神奈川県立横須賀工業高等学校
・神奈川県立横須賀高等学校
・横須賀市立横須賀総合高等学校
・神奈川県立横須賀南高等学校
横須賀市の私立高校は4校です。
・湘南学院高等学校
・三浦学苑高等学校
・緑ヶ丘女子高等学校
・横須賀学院高等学校
1件は女子校なので、残り11校のどこかの高校に通っている可能性が高いです。
ですが、横須賀市出身でも市外の高校に行っている可能性も否定できません。
撮り鉄の高校生の高校について、新たな情報が入りましたら追記します。
撮り鉄の高校生の罪や損害賠償金
緊急性がないのに非常停止ボタンを押した場合、以下の罪に該当します。
- 偽計業務妨害罪(刑法第233条)
虚偽の風説の流布、または偽計を用いて他人の業務を妨害した者を罰する犯罪です。
緊急停止ボタンを押下して「緊急事態だ!」とだまし、電車を停止させて鉄道会社の円滑な業務を妨害したと判断される場合に成立します。 - 威力業務妨害罪(刑法第234条)
威力を用いて他人の業務を妨害した者を罰する犯罪です。
「緊急停止ボタンを押す」という行為によって鉄道会社の自由意思を制圧し、円滑な業務を妨げたと判断された場合に成立します。
どちらも「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」で、撮り鉄の高校生は威力業務妨害罪で書類送検されています。
それだけでなく、緊急時以外に非常停止ボタンで列車を停止させた場合、鉄道会社から損害賠償金を請求させる場合もあります。
(緊急時に非常ボタンを押した場合は、損害賠償金を請求される可能性は低いです)
今回、撮り鉄の高校生は非常停止ボタンを6回も押し、JR東海道線上下線20本が運休し、上下計9本が最大58分遅れ、約4970人に影響が出ています。
かなりの影響を与え、非常停止ボタンを押した理由も悪質なので、数千万単位の損害賠償を求められる可能性があります。
世間の反応
撮り鉄の高校生について、世間の反応を見てみました。
高校2年生にもなって、非常停止ボタンを6回も押して列車を止めてしまうことに「大丈夫?」と心配になってしまいます。
今後このような事件が起きないよう、損害賠償金などを公表してほしいですね。
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