陸上自衛隊ヘリが中国に撃墜されたと言われる理由を調査!

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2023年4月6日、沖縄県の宮古島周辺の海上で、陸上自衛隊リコプター『UH60JA』が行方不明となっています。

行方不明となった自衛隊のヘリが「中国に撃墜された」との声がたくさんあります。

今回はなぜネット上で「陸自のヘリは中国に撃墜された」と言われているのか理由を調査しました!

目次
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陸上自衛隊ヘリコプターは中国に撃墜されたと言われる理由

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陸上自衛隊のUH60JAヘリコプター

なぜ陸上自衛隊のヘリコプターが、中国に撃墜されたと言われているのでしょうか?

ネットの声を参考に、理由をまとめました。

中国海軍の空母「山東」が太平洋を航行していたから

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中国が撃墜したと言われている理由1つ目は、中国海軍の空母「山東」太平洋を航行していたからです。

航空自衛隊のヘリが行方不明になる前日、4月5日午後6時ごろ。

沖縄県の南の太平洋で、中国海軍の空母「山東」など3隻の艦艇の航行を確認したことを防衛省が発表しました。

確認された3隻は

  • 中国海軍クズネツォフ級空母「山東」
  • ジャンカイⅡ級フリゲート1隻
  • フユ級高速戦闘支援艦1隻

です。

中国海軍の空母「山東」などの航行が確認されたのは、下図の位置です。

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「山東」とは?
「山東」は2019年に就役した初の中国産の空母です。
太平洋での航行が確認されたのは初めてです。

浜田靖一防衛大臣は、中国海軍の艦艇3隻と、行方不明の陸上自衛隊のヘリの関係性については

「私に入っている報告には、今のところない。

機体が今、いろいろな破片なども上がってきているので、いろいろな情報収集をしていきたい」

と答えています。

中国海軍の艦艇3隻が、沖縄の南の海で確認されたことで、ネットでは「中国の空母に撃墜させられたのでは!?」という声が・・・。

https://twitter.com/chikashi124/status/1643972335991652357?s=61&t=TJbKUbsN_0zcezoZrAUKCw
https://twitter.com/youhei123450/status/1643906507040497664?s=61&t=TJbKUbsN_0zcezoZrAUKCw

情報を見ていると、たしかに中国に撃墜されたのでは!?と思ってしまってもおかしくありません。

よく情報を見てみると、中国海軍の空母「山東」など3隻の艦艇が確認されたのは、基地のある波照間島から300kmも南の海域です。

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位置的に、陸上自衛隊のヘリの航跡が消えたのが、さらに北の宮古島伊良部島の間です。

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中国海軍の空母「山東」が確認された場所からは、かなり離れていることが分かります。

もし空母「山東」撃墜していたとしたら、かなり遠くの位置から攻撃したということになります。

何も関係がないといいのですが・・・。

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報道ステーションの速報

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中国が撃墜したと言われている理由2つ目が、4月7日のテレビ朝日系「報道ステーション」速報です。

陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になったニュースの途中で、とある「速報」が入ります。

それは中国海軍情報収集艦が沖縄県久米島付近の海域を航行したとのニュースです。

先述の空母「山東」ではなく、別の中国の情報収集艦です。

情報収集艦とは?
おもに電子情報の収集といった電子戦を担当する。

電子偵察機とほぼ同様の任務を持っているが、艦艇の持つ長期間の監視能力や、地表波の収集能力は航空機に勝っている。

偵察衛星、偵察機と連携して、他国の情報収集に当たる。

敵国のレーダーサイトの電波の到達距離を計測することにより、敵国の防空能力を看破しうる。

他国の情報収集艦が自国の沿岸海域に出現した場合、当事国は、レーダーサイトの周波数や伝播距離などの電子情報を秘匿するため、その活動を停止する場合が多い。

wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8F%8E%E9%9B%86%E8%89%A6

中国の情報収集艦が沖縄付近で目撃されたという速報のタイミング的に「やはり、中国に撃墜されたのでは?」と思ってしまう人が多く、ネットがざわついていました。

中国の情報収集船が通過したのは4月5日の深夜で、陸上自衛隊のヘリが行方不明になったのは翌日午後3時ごろです。

通過時間がだいぶ前なので、中国の情報収集艦がヘリを撃墜した可能性はかなり低いのではないでしょうか。

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世間の声

ヘリコプターに乗っていた自衛隊員の無事を祈りながらも、なぜ行方が分からなくなったのかが気になる方がたくさんいます。

「中国が撃墜した」「中国じゃなくて事故」など、さまざまな憶測が飛び交っています。

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中国との関連は確認されず

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4月11日、防衛省は「今回の陸自のヘリの事故に関連するような中国軍の動向は確認していない」と説明しました。

理由は、中国海軍の艦艇が航行した時間が、陸上自衛隊のヘリコプターの事故が起きた時間とかなりずれていることからだそうです。

中国の艦艇からの攻撃ではないかもしれませんが、別の方法で攻撃された可能性については明言されていませんでした。

まとめ

今回は陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になったのは「中国が撃墜した」となぜ言われているのかをまとめました。

政府には、行方消失した原因を早く公表してもらいたいですね。

自衛隊ヘリコプターに乗っていた自衛隊員の無事を祈っています。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • そもそも撃墜されたっていうんなら、敵戦闘機なりミサイルがレーダーに映ってたと思うんだけど

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