2022年10月8日女優の松原千明(まつばらちあき)さんがハワイ州の自宅で死亡していたことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
松原千明さんはまだ64歳で若かったのに、なぜ亡くなってしまったのか報道では明かされていない死因を調査しました。
松原千明の死因は自殺「精神安定剤の過剰摂取」
2022年10月8日に松原千明さんがハワイの自宅で死亡しているのが発見された時に精神安定剤を過剰摂取した跡があったことが分かりました。
複数の関係者によると、千明さんは若い頃から情緒が不安定になることがあり、5年ほど前から精神安定剤を服用。死亡が確認された際、過剰摂取した跡があったという情報もある。死因は不明。
サンスポ
マンションの住人は語る「ミズ・バウワー(松原千明)はなくなったよ。薬のオーバードーズ(過剰摂取)が原因だと聞いている。自殺か事故かは分からない」
精神安定剤は、鬱病や不安症、ストレス障害、対人緊張などの病気の方が不安を和らげる目的で服用する薬です。
松原千明さんはなにか精神の病気を患っていたのではないでしょうか。
松原千明の死因はうつ病「2度目の離婚協議中に発病」
調査していくと松原千明さんはうつ病だったことが分かりました。
松原千明さんは2000年にハワイで通っていた語学学校の教師ポール・バウワーさんと結婚。2009年に2度目の離婚をしています。松原さんの知人によるとどうやら2度目の離婚協議がうまく進まず、その間にストレスで鬱病になってしまいます。
「2年にわたって家庭内家庭内別居が続き、ストレスから松原さんはうつ病になり、かなり体重も落ちてしまいました。子供たちを育てるために気力を振り絞って心療内科に通院し、薬を処方してもらって何とか一日一日を生きているような感じでした。」
週刊女性ポスト
さらに関係者によると、松原千明さんは人目を気にする性格だったそうです。
「彼女はもともと感受性が豊かで、人にどう見られているかをすごく気にする性格なんです」
NEWSポストセブン
鬱病になりやすい人の特徴がこちら。
- 仕事熱心
- 凝り性
- 正義感
- 義務感が強い
- 几帳面
- 完璧主義
- 全か無かの極端な選択的思考
- 自分の欠点や過去の失敗を繰り返し考える
- 自分の言動を細かく分析する
- 自己嫌悪感が強い、自尊心が少ない
- 人からどう思われているかいつも気になる
- 常に最悪の状況を考える
- 自分の弱みを見せたがらない
- 人に助けを求めるのが苦手
- 責任感が強く
- 頼まれると嫌と言えない
鬱病になりやすい人の性格にも「人からどう思われているかいつも気になる」とあります。もともとの性格に加え、長引いた離婚協議でのストレスでうつ病を発症してしまいました。5年前の2017年には精神安定剤を服用していたことが分かっています。
複数の関係者によると、千明さんは若い頃から情緒が不安定になることがあり、5年ほど前から精神安定剤を服用。
サンスポ
息子の達也さんも松原千明さんが以前から病気(うつ病)で苦しんでいたことを明かしています。
「母はずっと病気をしていたんだ。入院していたこともあって、ずっと苦しんでいた。でも今はもっと楽な場所に行ったんだと思う……」
女性ポストセブン
松原千明さんが5年以上もうつ病と闘って苦しんでいる姿を見ていた達也さんは、母親が死を選んだことで苦しみから解放されたように思ったのですね。
松原千明は2016年に自殺未遂「娘すみれと衝突し」
なんと松原千明さんは6年前の2016年秋に、自殺未遂をしていたことが分かりました。
孤独に苛まれ、いつしか「死にたい」が松原の口癖になっていた。そして2016年秋、ハワイの日本人コミュニティーに、ある噂が駆け巡った。「松原千明が自殺未遂をしたらしい」本誌・女性セブンの取材でも、「その話は聞いたことがある」と証言する人間が複数いた。
NEWSポストセブン
2017年ごろにうつ病になり、精神安定剤を服用していることが分かっています。2016年には夫婦間トラブルもあり、すでにうつ病を発症していたか、その兆候があり精神的に不安定な時期だったのではないでしょうか。その時期に娘のすみれさんと衝突したことが原因で自殺未遂をしてしまったようです。
別の松原さんの知人が語る。
女性セブン
「精神的に不安定だった松原さんがすみれさんと衝突し、自殺未遂をしたという内容でした。詳細はわかりませんが、何かあったとしても、松原さんとしては愛情と孤独感が相まっての行為だったのでしょう。この件以降、すみれさんは”母を見守りたい”と願い、しばらく仕事をセーブして、松原さんに寄り添っていました。」
すみれさんは自分が原因で母が自殺未遂をしたなんて相当ショックだったことでしょう。自殺未遂の翌年2017年2月17日に出版された松原千明さんの著書「ただ、愛した」にはすみれさんの母へのメッセージが掲載されています。
今の私があるのは、ママのおかげだよ。迷惑をかけちゃうことがあるかもしれないけど、これからは今までの分も私がママの支えになれるように頑張るね。いつかママが自慢に思える娘になりたい
母の支えになれるよう頑張っていたすみれさん。最近はコロナ禍や自身の育児などの多忙も重なり、なかなか松原千明さんの側にいられなかったことに責任を感じていないといいのですが・・・。すみれさんが心配です。
松原千明は孤独だった
最近は体調が悪く、自宅に引きこもっていることが多かった松原千明さん。
近隣住民によれば、「彼女はずっと体調が悪く、部屋に引きこもっていたようだ。」
女性ポストセブン
もっと周囲に頼ることができていたら、、、と思ってしまいますが、もともとの松原千明さんの性格上「周りに心配や迷惑をかけたくない」と頼ることができなかったのだろうと予想されます。ここ数年コロナの影響で人と会う機会も激減し、独りでいろいろと考えてしまい思い詰めてしまったのでしょう。
松原千明「死にたいと」口にしていた
娘のすみれさんや息子の達也さんが家を出た後、ひとり暮らしとなった松原千明さん。孤独を感じるようになった松原千明さんはここ数年「死にたい」と口にすることが増え、何度も自殺未遂をしていたのです。
2010年の「婦人公論」のインタビューで松原千明さんはこう語っています。
「子供たちが家にいないと情けないことに夜が寂しくて、一人でワインを飲みながら、すみれが出演した舞台のDVDとかを見てるんです。娘の演技を見ながら「上手〜」とか言って。(笑)」
子どもたちが自分の手を離れ、寂しさを感じていたようです。一人でいるといろいろと考えてしまいますよね。松原千明さんの死因と思われる自殺も、一人寂しくお酒を飲みながら精神安定剤を多量に摂取してしまったのでしょう。
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