2023年4月5日「ムツゴロウさん」の愛称で親しまれていた畑正憲(はた まさのり)さんが心筋梗塞のため87歳で亡くなりました。
ご冥福をお祈りいたします。
今回は畑正憲(ムツゴロウ)さんの妻がどのような方なのか？や、2人の馴れ初めについて調査しました！
畑正憲(ムツゴロウさん)の妻は吉岡純子さん
畑正憲(ムツゴロウ)さんの妻は畑純子さんです。
旧姓は吉岡純子さんです。
畑正憲(ムツゴロウ)さんと同じ年の1935年生まれです。
畑正憲(ムツゴロウさん)と妻・純子の馴れ初め
畑正憲(ムツゴロウ)さんが妻・純子さんと出会ったのは、大分県の中学校です。
中学校2年生のときに交際がスタートしました。
妻の純子さんは、当時の畑正憲(ムツゴロウ)さんの印象についてこう語っています。
同じクラスになったことはなかったんですが「とても頭のいい人がいるらしい」という話が別のクラスまで聞こえてくるような人でした。
週刊文春
なので、とにかくスゴイ人なんだろうと思っていました。
当時は戦争が終わった直後ですからみんな丸坊主で、服だってボロボロ。
畑は背が大きいわけでもないですけど、それでも何かと注目を集める人でしたね。
https://bunshun.jp/articles/-/54393
妻・純子さんは畑正憲(ムツゴロウ)さんに対して、中学生の時から他の人とは何か違う魅力を持っていたようですね。
クラスが違う2人が急接近するようになったのは、学級長の集まりの会です。
畑正憲(ムツゴロウ)さんも純子さんも学級長をやっていて、少しずつ会話をするようになります。
ある日、畑正憲(ムツゴロウ)さんが純子さんのクラスに来て、このようなメモを渡します。
あんた、おしゃべりだね
畑正憲
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇の部分には、他の男子生徒の名前が書いてあったそう。
この中で誰の1人を選べというメモだったのです！
すごいシステム・・・（笑）
純子さんは男子からモテモテだったことが分かります。
そして純子さんは、畑正憲さんにチェックをして返したのです。
その後、畑正憲(ムツゴロウ)さんはまた手紙を机の上に置いていきました。
好きです
この手紙に、純子さんも
好きです
とすぐに返事を書き、交際が始まりました。
キュンキュンしてしまうエピソードですね！
畑正憲(ムツゴロウ)と妻・純子さんは遠距離恋愛に
高校卒業後、畑正憲(ムツゴロウ)さんは、超難関の東京大学理科Ⅱ類に進学するために東京へ。
妻・純子さんは地元大分の運送会社に就職します。
高校卒業後から、東京都と大分県の遠距離恋愛が始まったのです。
当時はもちろんスマホなどはなく、手紙でしかやり取りはできません。
毎日のように手紙を書いて、夏休みなど長期休暇の時に会っていました。
遠距離恋愛中に純子さんが結核に
遠距離恋愛2年目の20歳の時、純子さんが結核を患い半年間入院します。
結核とは？
結核とは、結核菌に感染することによって発症する病気です。
肺に感染して症状を引き起こすことが多いので、咳や痰などが主要症状として知られています。
Medical Note
https://medicalnote.jp/diseases/%E7%B5%90%E6%A0%B8?utm_campaign=%E7%B5%90%E6%A0%B8&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo
現在は治療薬もでき、結核で死亡する人は減りましたが、当時はまだ「不治の病」と言われていた頃です。
畑正憲(ムツゴロウ)さんが東京から何度も面会に来たり
「僕が愛を送るよ。それが薬だよ。元気になってね」
という手紙で励まし続けていたかいもあり、妻・純子さんは奇跡的に完治をしたのです。
愛の力で、不治の病に勝ったんですね！
素敵すぎます。
東京で同棲スタート&結婚
畑正憲(ムツゴロウ)さんは、妻・純子さんの結核が完治して1ヶ月後に東京で同棲を始めます。
妻・純子さんに、畑正憲(ムツゴロウ)さんが「東京においで」と言いました。
これがプロポーズの言葉のようですね！
同棲していたのは、池袋の3畳一間のアパートです。
当時の家賃は3000円。
ちゃぶ台もなく、みかん箱の上でご飯を食べるという貧乏生活を送っていたそうです。
ですが、純子さんは当時の生活を「幸せだった」と話しています。
週刊文春
いくら貧乏でも、2人で一緒に生活できるだけで幸せでした。
https://bunshun.jp/articles/-/54393?page=3
長い遠距離恋愛期間の後なので、より2人でいられることの幸せを感じていたのでしょうね。
そして畑正憲(ムツゴロウ)さんが東京大学を卒業するのを待ち、23歳で結婚しました。
結婚後は
- 33歳の時に、ムツゴロウさんが出版社を退社
- 北海道の無人島・嶮暮帰（けんぼっき）島へ移住
- 「ムツゴロウ動物王国」の運営会社が開園からわずか2年で破綻で３億円の借金
など、安定とは言えない出来事がたくさんありました。
ですが、妻の純子さんは文句を言わずに畑正憲(ムツゴロウ)さんとの生活を「飽きない」「幸せ」と話しています。
中学生からずっと畑を見ていますが、飽きないんですよ。
週刊文春
まるで宇宙人のようで、何をしでかすかわからないところが彼の魅力です。
畑はずっと忙しかったので夫婦の時間は皆さんよりも短いかもしれませんが、私は一緒にいられてとても幸せです。
今は無理はできませんが、いつか畑と2人でほとんど行ったことのない東北や日本海へ穏やかな旅をしてみたいですね。
https://bunshun.jp/articles/-/54393?page=4
まさに夫を支える妻の鏡のような人ですよね。
純子さんがいたから、畑正憲(ムツゴロウ)さんは自分のやりたいことを実現することができていたのでしょうね。
まとめ
今回は畑正憲(ムツゴロウ)さんの妻・純子さんとの馴れ初めについて調査しました。
妻・純子さんとは中学2年生の時から交際を始め、約70年も一緒に過ごしていました。
普通とは言えない畑正憲(ムツゴロウ)さんとの生活は、苦労することもあったでしょうが、心の広い純子さんに支えられ幸せな人生だったのではないでしょうか。
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