2023年3月2日から鹿児島県トカラ列島の火山・諏訪之瀬島( すわのせじま)の噴火が続いています。
今回は諏訪之瀬島の画像など情報をまとめました。
鹿児島県の諏訪之瀬島が噴火警戒レベル3に

2023年3月5日、鹿児島トカラ列島の火山・諏訪之瀬島の噴火警戒レベルが2から3に引き上げられました。
諏訪之瀬島では3月2日(木)から噴火活動が活発化しています。
諏訪之瀬島は九州と沖縄の間にある、鹿児島県鹿児島郡十島村の火山
島です。

諏訪之瀬島の中心部にある御岳は799mあり、現在も活発に火山活動をしています。

2018年3月31日現在で人口は79人、44世帯が生活しています。
噴火警戒レベルとは?
噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応をレベル1〜5に区分したものです。
2021年3月5日に気象庁が「諏訪之瀬島の噴火警戒レベルの判定基準」を公表しました。

今回はレベル2「火口周辺規制」からレベル3「入山規制」に引き上げられました。
噴火警戒レベル3
・火山活動の状況
居住市域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命の危機が及ぶ)
噴火が発生、あるいは発生すると予想される。
・住民等の行動及び登山者・入山者等への対応
住民は通常の生活。
状況に応じて高齢者等の準備等。
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。
・想定される現象等
大きな噴石が火口中心から1kmを超え、概ね2km以内に飛散、あるいは小噴火の拡大等により飛散が予想される。
下図の赤丸部分に大きな噴石が飛散されることが予想されています。

【画像】諏訪之瀬島の様子
最近の諏訪之瀬島の噴火の画像です。
3月5日(日)
こちらは3月5日午前6時半ごろの諏訪之瀬島です。


3月4日(土)
3月4日(土)21:50ごろの諏訪之瀬島です。


3月2日(木)
3月2日(木)の諏訪之瀬島の噴火の様子です。
この日から爆発が増加しました。
福岡管区気象台によると、噴煙の高さは最高1300mで、大きな噴石が最大で北西に500m飛んだとの情報です。

3月1日(水)
3月1日19時25分の諏訪之瀬島です。
爆発が増加する1日前ですが、噴火しています。

まとめ
今回は2023年3月5日に噴火警戒レベルが2から3に引き上げられた諏訪之瀬島の情報や画像について調査しました。
火山活動が活発化しているとのことで心配です。
今後火山活動が落ち着いて、噴火警戒レベルが下がることを願っています。
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