兵庫県神戸市東灘区にある「甲南医療センター」。
院長は具英成さんです。
具英成さんはどのような人物なのでしょうか？
今回は甲南医療センターの院長・具英成さんの経歴やプロフィールを調査しました。
甲南医療センター院長・具英成のwikiプロフィール
甲南医療センター院長の具英成さんのwikiプロフィールです。
名前：具 英成
読み方：ぐ えいせい
生年月日：1951年
年齢：72歳(2023年時点)
出身地：島根県
具英成さんの家族構成は父親、母親、10人兄弟という大家族でした。
10人兄弟の8番目ということです。
長兄が今なら助かるような事故で亡くなり、母がいつも悲しんでいたり、兄弟から医師になることを勧められたことがきっかけで、高校2年生の時に医者になることを決意。
具英成さんは医者の道に進みました。
甲南医療センター院長・具英成の経歴
甲南医療センターの院長・具英成さんの経歴です。
1977年：神戸大学医学部卒業
1981年：アメリカ テネシー大学に留学
1987年：神戸大学医学部附属病院助手
1990年：イギリス ケンブリッジ大学に留学
1992年：神戸大学医学部附属病院講師
1999年：神戸大学医学部助教授（外科学第1講座）
2005年：神戸大学 先端医療探索応用分野・肝臓移植外科教授
2007年：神戸大学院 肝胆膵外科学教授
2011年：神戸大学教育研究評議会 評議員
2012年：神戸大学 移植医療部長
2017年：一般財団法人 甲南会甲南病院院長
神戸大学 名誉教授
一般財団法人甲南会 法人本部長
学生時代には、アメリカとイギリスの2カ国の大学に留学されていたんですね。
その後は神戸大学で講師や教授として活躍されました。
現在は「名誉教授」に就任しています。
2017年からは甲南医療センターの院長と常任理事に就任し、診療と経営に携わっています。
先端技術を駆使した「肝胆膵がん治療のエキスパート」として、多くの手術を行っています。
それだけでなく
- 日本消化器外科学会名誉会長
- 日本癌治療学会名誉会員
- 日本消化器病学会功労会員
- 日本外科学会特別会員
- 日本肝胆膵外科学会特別会員
を歴任されています。
【甲南医療センター院長】具英成は在日2世
江南医療センターの院長・具英成さんは在日2世です。
差別され、嫌な思いをしたことがあったそうですが、あまり気にしていなかったそうです。
「在日に生まれて露骨な民族差別を受け嫌な思いをしたことはもちろんあるが、両親や兄弟に守られ、あまり気にならなかった。」
東洋経済日報
http://www.toyo-keizai.co.jp/news/society/2008/post_215.php
高校生の時までは日本名で過ごしていましたが、神戸大学入学時には本名である「具英成」に変更しました。
父親は林業を営んでいましたが、10人も兄弟がいたということで決して裕福な家庭でなかったと思われます。
そんな中でも差別に負けずに医者になることを目指し、現在は院長にまでなりました。
在日の若者に対しても、夢をあきらめないことの大切さを熱く語っていました。
「挫折や困難を経験することがあっても、それに負けず、その経験を超えることで、逆にやさしさや品性・品格を高め磨いてほしい。
東洋経済日報
私も人生で大きな失敗や挫折を経験しているが、先輩や友人、家族に支えられ、「ともすれば投げ出したくなる自分自身に負けず、忍耐と協調性」を持って乗り越えてきた。
自分の選んだ領域であれば、妥協せず常に今一歩の努力を重ねてほしい。」
http://www.toyo-keizai.co.jp/news/society/2008/post_215.php
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