4月23日放送の日本テレビ系の情報番組「シューイチ」で、潮田玲子さんが不適切な発言をし、話題になっています。
不適切と言われているのが「合いの子」という単語。
今回はなぜ「合いの子」が不適切だと言われているのかを調査しました。
【動画】シューイチで潮田玲子が不適切発言
2023年4月23日の午前8時前。
シューイチの「今週知っておきたいNEWS 5」というコーナー内で、潮田玲子さんの不適切発言がありました。
その時の動画がこちら。
セブンイレブンにスーパーマーケット要素を組み合わせた新コンセプト店舗のVTR後に、コメントを求められた潮田玲子さん。
スーパーとコンビニの合いの子みたいなイメージでいいのかな、というふうに思うんですけど。
この時の「合いの子」という単語が放送禁止用語だったのです。
【動画】徳島えりかアナが不適切発言を謝罪
潮田玲子さんが不適切発言をして約20分後に、徳島えりかアナが謝罪をしました。
「先ほど番組の中で一部、不適切な発言がありました。
大変失礼致しました。」
謝罪時には何が不適切だったのか明言されていませんでしたが、潮田玲子さんの「合いの子」発言を謝罪しています。
「合いの子」が放送禁止用語の理由
「合いの子」は差別用語にあたるので、放送禁止用語になっています。
合いの子の元々の意味は「混血」です。
「合いの子」の意味
混血、交雑種(雑種)の事。
人間においては異人種間の男女から出生した子に対して用いる言葉である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%93
似た意味だと「ハーフ」のような言葉ですね。
「ハーフ」はテレビでもよく使われていますが、「合いの子」はなぜNGなのでしょうか?
それは第二次世界大戦後日本に駐留していた米軍人と日本人女性(水商売が多かった)の間に生まれた子供のことを、侮蔑の意図を込めて「あいのこ」と呼んで差別していたからです。
戦後、イギリスやアメリカなどの連合国軍兵士との間に生まれた人々(GIベビー)である。
当時は「混血児」や「あいのこ」と呼ばれ、その母親が水商売や当時パンパンと言われる売春婦を行っている場合のみならず、占領軍施設や占領軍向けの小売店などで働く女性が、兵士と自由恋愛の末に出産をしたケースも含めて、周囲から差別やいじめを受けた。
特に黒人との間に生まれた人々は、肌の色が一般の日本人から大きくかけ離れていることもあり、一般の日本社会から差別やいじめを受けたり、排除されたりする傾向が顕著であった。
差別やいじめのイメージが強い「合いの子」という言葉は、放送禁止用語になりました。
潮田玲子さんは、差別の意味で「合いの子」とは使っていません。
スーパーとコンビニを「足して2で割った」という意味で使用しています。
潮田玲子さんは1983年9月30日生まれの39歳です。
昭和生まれですが、差別用語として「合いの子」という言葉が使われている時代ではありません。
もしかして両親や祖父母が「合いの子」という言葉を、差別の意味とは違う使い方で使っていたのかもしれませんね。
世間の声
潮田玲子さんの「合いの子」発言に対しての世間の声を見てみましょう。
「合いの子」ではなく、「足して2で割った」と違う言葉を使っていたらよかったのですが、潮田玲子さんは放送禁止用語だと知らなかったようですね。
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