2023年5月12日から開催される「銀座今昔きもの大市」のポスターの着物が左前になっていて「死装束」と話題になっています。
このイベントの主催者は「デザインアベニュー」です。
今回は、デザインアベニューがどんな会社なのか、代表はどんな方なのかを調査しました!
今昔きもの大市の主催者はデザインアベニュー
今回、着物のポスターが死装束と話題になっているイベント「銀座今昔きもの大市」の主催者は「デザインアベニュー」です。
デザインアベニューの会社概要です。
商号:有限会社 デザイン・アベニュー
資本金:3,000,000円
代表者:代表取締役 中本周一
設立:1990年11月10日
事業内容:イベント企画運営、骨董業、企画デザイン業(プロダクト、グラフィック)
デザインアベニューの所在地は、報道では「奈良県吉野町」になっていますが、公式サイトには「東京都町田市」とも表記されています。
- 東京都町田市図師町1446-1
- 奈良県吉野郡吉野町佐々羅24
関西と関東の2ヶ所に会社があるということでしょうか?
会社の概要には所在地は「東京都町田市原町田2-4-7」となっています。
先ほどと同じ町田市ですが、住所が違いますね。
どういうことなのでしょうか?
デザインアベニューのFacebookを発見しました。
自己紹介の住所には「東京都町田市図師町1446-1」と書かれています。
本社?本部はやはり東京都町田市図師町なのでしょうか。
デザインアベニューの代表・中本周一の顔画像
「銀座今昔きもの大市」の主催者は「デザインアベニュー」の代表取締役は中本周一さんです。
Facebookに「中本周一」さんと同姓同名のアカウントがありました。
自己紹介には「今昔きもの大市」企画運営主催と書かれているので、デザインアベニューの代表取締役の中本周一さんのFacebookで間違いありません。
温故知新イベント企画/今昔きもの大市・きもの浪漫・oedoお江戸きもの市・堺楽市、企画運営主催
日本文化を世界に発信
Facebookやデザインアベニューの公式サイトには、中本周一さんの顔画像は掲載されていませんでした。
デザインアベニューの代表・中本周一の経歴
デザインアベニューの代表・中本周一さんの経歴です。
出身高校:桐蔭学園高校
出身大学:東京造形大学 デザイン学部インダストリアル専攻
以前の職業:京都 たち吉 since1752のAdam&Eve 陶磁器デザイン
神奈川県横浜市にある私立の桐蔭学園高校出身です。
Facebookには「1972年に高校を卒業」と書かれています。
なので、中本周一さんは1956年生まれで、2023年に67歳になると思われます。
その後は東京造形大学 デザイン学部インダストリアル専攻に進学。
インダストリアルデザインとは、工業デザインや生活用品など、人の生活を豊かにするデザインをすることです。
中本周一さんは、大学の頃から美術に興味があったようですね。
中本周一さんは、Facebookに猫の画像を載せており猫好きだということが分かります。
友人と思われる方からのコメントで「家で飼っている猫?」と聞かれ、中本周一さんは
「office cats」
と答えています。
オフィスで猫を飼っているようです。
2009年にデザインアベニュー主催で
- 骨董ロマン祭
- 横浜今昔きもの市
- 江戸職人展匠 in 横浜
の3つのイベントが横浜赤レンガ倉庫で開かれていました。
その時の中本周一さんのコメントがありました。
デザイン・アベニュー代表の中本周一さんは
ヨコハマ経済新聞
「骨董が初めての方にも、実際に骨董に触れて良さを知っていただきたいという思いから、『骨董ロマン祭』では入場無料で先着100人に商品券1,000円をプレゼントしています。
これを機会に骨董の世界を楽しんでいただければ嬉しい」
と話す。
https://www.hamakei.com/headline/4570/
先着100名に商品券1000円分もプレゼントとは、太っ腹な代表ですね。
骨董を広めようと尽力されている方のようです。
デザインアベニューのサイトが不自然すぎて怖い
「銀座今昔きもの大市」の主催者である「デザインアベニュー」の公式サイトを見てみると、不自然な点がいくつかありました。
取扱業務
デザインアベニューの公式ホームページにある「取扱業務」というページが不自然です。
そのページには以下の項目が並んでいます。
- 企業法務
- 事業継承
- 組織再編(M&A)
- 事業再生
- 交通事故
- 相続
「交通事故」「相続」など、あまり企業のホームページで見ないようなワードが並んでいます。
不自然なのはそれだけでなく、6項目全てに同じ文章が書かれているのです。
あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。
またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち、ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、顔の赤いこどもたち、地主のテー
全部同じで、不自然なところで切れています。
この文章は宮沢賢治の「ポラーノの広場」の一節です。
なぜ「ポラーノの広場」の一節ばかりが書かれているのでしょうか?
どうやらこれは「ダミーテキスト」と呼ばれるフォントの確認画面に表示される例文のようです。
デザインアベニューは、フォントを設定したまま、このページの更新をしていないのでしょう
ブログ
デザインアベニューの公式サイトには「ブログ」のページがあり、こちらに書かれている文章も不自然なのです。
公式サイトには、現時点で3件のブログが公開されています。
うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。
あんまりいい天気なもんだから大将ひとりででかけたな。
ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、顔の赤いこどもたち
なんだか詩のようなタイトルですよね。
一瞬サイトを間違えてしまったのかと思うくらい、企業のサイトとは思えないタイトルです。
タイトルはそれぞれ違いますが、文章は3件とも同じ内容です。
こちらの文章も、先述の「取扱業務」に使用されていた、宮沢賢治「ポラーノの広場」の一節です。
こちらもフォントを設定している途中のままの状態ということでしょうね。
PIXTAマークがそのまま
デザインアベニューのブログ画像を見てみると「PIXTA」という文字が見えます。
有料の画像素材の販売サイトのことです。
PIXTAとは?
PIXTA(ピクスタ)は様々な写真素材やイラスト素材を販売しているストックフォトサイトです。
画像に「PIXTA」マークが残っているということは、画像を購入せずに使用しているということになります。
ブログもまだ作りかけで、画像もとりあえず貼っただけという感じなのでしょうか。
公式サイトに不自然な点が多すぎますね。
デザインアベニューという会社はイベントには力を入れていますが、公式サイトにはあまり力を入れていない会社のようですね。
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